小児科
診療内容
- ◎感染症
(かぜ、インフルエンザ、麻疹、風疹、水痘、流行性耳下腺炎、伝染性紅斑、突発性発疹、伝染性単核症、溶連菌感染症など) - ◎呼吸器疾患
(扁桃炎、鼻咽頭炎、クループ、気管支炎、咳喘息、肺炎など) - ◎消化器疾患
(急性胃腸炎、乳児下痢症、食中毒、便秘など) - ◎泌尿器疾患
(尿路感染症、血尿・蛋白尿など) - ◎アレルギー疾患
(気管支喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎など) - ◎皮膚疾患
(乳児湿疹、アトピー性皮膚炎、伝染性膿痂疹、じんましんなど)
おたふくかぜ
おたふくかぜとは、耳(耳たぶ)のすぐ下にある耳下腺が腫れて、痛くなる病気です。
正式には流行性耳下腺炎と言います。
両側が腫れることが多いのですが、片側だけのこともあります。
最初の数日は、熱と痛みがあります。1週間から10日間ほど腫れます。
水ぼうそう
水ぼうそうとは、水痘ウィルス・帯状疱疹ウイルスによって発症する病気です。
発熱と全身に水疱(内部に水を持った発疹)ができます。
感染力は強く、接触すれば90%は発症します。
感染後は一度体内に潜伏し免疫力が低下した時に活性化し、帯状疱疹を起こすことがあります。
りんご病
りんご病とは、ヒトパルボウイルスB19の感染によって発症する病気です。ほっぺがりんごのように赤くなるので、りんご病と呼ばれます。正式には伝染性紅斑と言います。
主に、空気感染でうつります。太ももや腕に、赤い斑点やまだら模様ができますが、そのときにはすでに感染力はありませんので、通園・登校は可能です。
プール熱
プール熱とは、正式には咽頭結膜熱と言います。 アデノウイルスが、接触感染によって人の体に寄生し、高熱が出て、頭痛やのどの痛み、鼻水など一般的な風邪の症状のほか、扁桃腺が腫れたりもします。
プールの水を介して伝染することが多いので、プール熱と言われています。
百日ぜき
百日ぜきとは、伝染力の強い百日咳菌により感染する病気です。
四種混合の予防接種を受けていないとかかりやすいです。
最初は熱は出ず、普通のかぜとかわりませんが、だんだん咳が多くなり、そのうち激しく咳き込むようになります。
熱性けいれん
熱性けいれんとは、発熱によって起こるけいれん発作のことです。
1歳前後から6歳くらいまでの乳幼児によくみられる症状です。
乳幼児の脳は未熟なため、発熱したときに脳神経の細胞が興奮し、けいれんやひきつけを起しやすくなります。
まれに脳に異常があり起こるケースもありますので、気をつけなければなりません。